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  • 小川, 浩昭 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-11)
    保険経営をめぐりERM(Enterprise Risk Management)経営が注目されてきた。そのことを象徴するように、今年に入ってERM経営研究会[2015]、米山=酒井[2015] のような、事例紹介を含む優れた保険ERMについての文献も登場している。これは、金融危機対応として各種規制が整備されてくる中で求められてきたERMが、普遍性を持った次世代を担う経営戦略ないしは経営そのものと位置づけられてきたからであろう。今日ではリス ...
  • 工藤, 栄一郎 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-11)
    The Japanese social system was changed greatly in the middle of the 19th century. The Western-style accounting based on double-entry bookkeeping system was introduced. It was not brought in from the Western countries but ...
  • 王, 暁華 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-11)
  • 鄭, 義哲 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-11)
  • 尾上, 修悟 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-12)
    ギリシャは周知のように,巨額の公的債務を抱えたことから,2010年以来,再三にわたってディフォールトの危機に晒された。それを回避するために,ギリシャはEU,ECB,並びにIMFから成るいわゆるトロイカ体制によって金融支援を受け,それと引換えに厳しい引締め政策と構造改革を強いられた。ギリシャの一般市民の生活は,この5年間で困窮ぶりを極めた。失業の増大や賃金・年金の減少は,一挙に人々を貧困に追い込んだのである。それは,ほとんど人道的危機とも ...
  • 尹, 春志 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-12)
  • 吉岡, 慎一 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-12)
    2000年代の2時点におけるOEDC 諸国の不平等度と貧困度によるいくつかの分類が,吉岡(2014a)において行われた。本稿では1990年代半ばと2000年代末の2時点におけるOEDC 諸国を福祉指標と不平等度によっていくつかにクラスタリングする試みが続けられる。福祉国家を特徴付ける指標として社会支出を用いることにたいするEsping-Andersen(1990,ch.1)の批判はよく知られているが,1990年代半ば以降,先進国における ...
  • 伊藤, 慎二 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-02)
  • 塩野, 和夫 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-02)
    舘野泉は現在「左手のピアニスト」と呼ばれている。脳溢血(脳出血)のため2002(平成14)年に右半身不随となったが,04年には演奏活動を再開する。09年以降は海外各地でも精力的に活動を続けている。舘野泉ファンクラブ九州が主催する「舘野泉氏を囲む親睦会」(2014年9月20日,ホテルオークラ福岡)では,午前11時15分より「《演奏曲目》秘密です」のピアノ演奏を堪能した。会食の後に持たれた懇親会で,各テーブルから舘野泉先生に「フィンランドの ...
  • 塩野, 和夫 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-02)
  • 柏本, 隆宏 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
    本研究の目的は、キリスト教再建主義(Christian Reconstructionism)の神学思想が、教理史・教会史的にどのような背景を持ち、「神の国の建設」という宣教(mission)の観点からどのように位置付けることが出来るかについて考察することである。そして、そのための予備的考察において、再建主義者が、1960年代後半以降アメリカで広がった世俗的人間中心主義(secular humanism)と対決する一方で、福音派(evan ...
  • 孫, 佳宇 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
    1996年、莫言の長篇小説『豊乳肥臀』が出版された。当作品の主人公である上官魯氏は、これまでの中国文学に度々登場してきた「母親像」とは異なり、中国封建社会の価値観や倫理観に大きく反抗している点がとくに注目された。莫言は、この作品において一連の不倫を始め、母親の出産や露骨な性愛場面などについて描いた。『豊乳肥臀』が発表された当時、中国の文学界では大きな論争が巻き起こり、当該作品が文学賞に値するかどうかをめぐり評価が大きく分かれ、マスメディ ...
  • 萩原, 駿史 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
    学生と企業の双方で合理的な意思決定が行なわれているにもかかわらず,大学新卒者の3年以内での離職率が約3割であるというのは,非常に高いと言わざるを得ない.しかし,転職を行うかどうかを企業での就業条件の評価の大きさで判断する簡単なモデルを設定しても,期待効用理論では約49%の離職率が導かれ,プロスペクト理論であっても約41%の離職率が導かれてしまう.これは意思決定理論でのアノマリーであると言うことができる.現実の離職率が意思決定理論よりも引 ...
  • 塩野, 和夫; 梶原, 忠裕 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-02)
  • 太田, 梢 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
    今、とある戦場で誰かが弱者の命を救っているかもしれない。一方、そこのカフェではミュージシャンが愛の唄を歌っているかもしれない。人々の日常生活(Life)において、音楽とは必要不可欠の生命維持装置ではない。しかしながら、どのような状況下であっても、音楽さらには芸術の働きというものは歴史の中から失われることがない。本論は、ライブ(Live)がメディア情報社会の今、社会的ツール(道具・手段)として他者同士を繋ぐ機能を果たしうることを体現してい ...
  • 野副, 常治 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
    社会保障制度は、元々貧困の予防と救済を目的に創設された制度である。その始まりは15世紀以降のイギリスで行われていた救貧活動である。当時のイギリスでは、エンクロージャーによる囲い込み政策によって土地を失った多くの農民が都市部へと流れた。この急速な都市部への人口流入は、多くの貧困層を生む要因となり、こうした状況を救済するために、教会や修道院が行っていた救済活動を当時の行政が統合し、そこで成立した救済政策が救貧法である。この救貧法の大きな特徴 ...
  • 佐藤, 友梨 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
    エーリッヒ・フロムはその著書『自由であるということ』 の中で旧約聖書における神・人・歴史観を再解釈し、人間存在における自由という概念を提起している。フロムの代表作は1941年に刊行された『自由からの逃走』であり一貫して自由ということが主題となっている。第一次世界大戦後古い君主政治から新しいデモクラシーに代わって、人々は自由を手に入れたはずなのに、またしても新しい強力な権力〈ファシズム〉に服従し始めたのは何故かという問題意識がフロムの著作 ...
  • 西村, 知修 (西南学院大学大学院Seinan Gakuin University Graduate School, 2016-02)
  • 片山, 隆裕 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-02)
    アルゼンチンの社会学者S.サッセンは,情報通信技術の発達が,人口や経済活動の分散をもたらす一方で,世界の経済を統治し,世界の文化をリードする重要な機能は,ごく限られた大都市に集積されていることを指摘し,その結果形成された都市を「グローバル都市」と呼んだ。グローバル都市には,金融・法律・会計・経営など高度な専門サービスを大企業に提供する企業が集中し,世界中の経済活動を支配・管理している。そして,高度専門職に従事する高所得者層が新しいライフ ...
  • 松原, 知生 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-02)