第48巻3・4号 (2014): Recent submissions

  • 江副, 憲昭 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
  • 加藤, 浩 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
  • 尾上, 修悟 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
    先の稿で明らかにしたように,欧州理事会は,「安定・成長協定(SGP)」を様々なねらいの下に改訂した。その1つの大きなねらいが,従来不十分とみなされてきた,成長の重視と,景気の非対称的ショックの回避であった。そして,そうした目標を達成するための1つの条件として,それまでの財政規律に,構造的赤字の制限を加えたのである。構造的赤字の概念は,後に詳しく論じるように,もともと,購買力平価などの概念と同じく,あくまでも理論的に想定されたものであり, ...
  • 尾上, 修悟 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
    今日の欧州のソヴリン・リスクは,周知のように,銀行危機と密接に結びついている。したがって,欧州にとり,危機から脱出するためには,まずもって,この両者の連関を遮断する必要がある。銀行危機の解消は,その前提となる。とりわけ,欧州における銀行危機は,深刻な問題を引き起こす。欧州の金融システムの中核に,依然として銀行が据えられているからである。しかも,それらの銀行は,大銀行を中心にユニヴァーサル・バンクの形をとる。それは,通常のリーテール・バン ...
  • 瀧井, 貞行 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
  • 立石, 剛 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
  • 吉岡, 慎一 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
    Theil測度のような世帯所得の分配の不平等度の要因分解においては,要因集団間の不平等度の項目があるから,全体の不平等度を規定する主な要因を特定できる。世帯所得の全体の不平等度を規定する世帯属性として世帯構造,世帯規模,世帯主年齢および世帯業態が採用され,最近の所得分配を分析した研究1)によると,要因集団間寄与度は,世帯構造要因と世帯規模要因とで大きく,世帯業態要因と世帯主の年齢要因がそれに次いで大きく,またこの4要因のこの順序は最近の ...
  • 花田, 洋一郎 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
    本稿は,2000年から2013年の間にフランス学界において公表されたフランス中世財政史に関係する諸研究を筆者が収集し,12項目の間に振り分けて整理したものである。本稿は,最初は2001年に発表した拙稿(1)に倣って主要な業績を中心にその内容を分析しながら,研究史をたどることを目的としていた。しかし,参考文献表を一瞥しても分かるように業績数が500点を超える膨大な量に上ることが判明したため,急遽方針を変えて,まず可能な限り網羅的な参考文献 ...
  • 前田, 廉孝 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)
  • 小出, 秀雄 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-03)

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