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行動経済学的観点からの余剰分析

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dc.contributor.author 仲澤, 幸壽 ja
dc.date.accessioned 2014-09-02T10:47:02Z
dc.date.available 2014-09-02T10:47:02Z
dc.date.issued 2012-10
dc.identifier.issn 0286-3294
dc.identifier.uri http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/762
dc.description.abstract 近年行動経済学の知見に関する解説書の出版は盛んになったが,その成果を実際の経済問題へ応用して政策提言する研究は極めて少ないと言わざるを得ない。その原因は,おおよそ2点に絞られるであろう.1つめは,行動経済学的意思決定理論のモデル化が難しいという点である.2つめは,スタンダードな効用理論あるいは期待効用理論から導出される需要関数とは本質的に異なるものが導出可能かという問題である.つまり,右下がりの需要曲線が導出される結果に違いはないのではないか,ということである。しかも,従来の合理的行動を否定してしまうと,消費者余剰という概念を用いることができるか,という相当に重大な問題が発生してしまう.その問題点に関し,この論考では,行動経済学的意思決定を前提にしても,余剰分析のうち少なくとも死荷重が小さい方が望ましいと評価されるという性質は利用可能であるとの主張が展開される.その意味で,行動経済学の応用可能性も余剰分析の利用可能性も維持されるのである. ja
dc.language.iso jpn ja
dc.publisher 西南学院大学学術研究所 ja
dc.title 行動経済学的観点からの余剰分析 ja
dc.contributor.transcription ナカザワ, コウジュ ja-Kana
dc.contributor.alternative Nakazawa, Koju en
dc.publisher.alternative Seinan Gakuin University Academic Research Institute ja
dc.type.niitype Departmental Bulletin Paper ja
dc.identifier.jtitle 西南学院大学経済学論集 ja
dc.identifier.volume 47 ja
dc.identifier.issue 1・2 ja
dc.identifier.spage 55 ja
dc.identifier.epage 79 ja
dc.textversion publisher ja
jpcoar.creator.nameIdentifierNRID 1000070188928
jpcoar.creatorAffiliation.nameIdentifierKakenhi 37105
dc.teacher.researchmap-id 1000117443
dc.teacher.researchmap-url read0036640


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