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アイデンティティとアニマルスピリットによる行動理論の可能性

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dc.contributor.author 仲澤, 幸壽 ja
dc.date.accessioned 2014-09-02T10:46:51Z
dc.date.available 2014-09-02T10:46:51Z
dc.date.issued 2012-03
dc.identifier.issn 0286-3294
dc.identifier.uri http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/754
dc.description.abstract この論文は,Akerlof=Kranton(2010)によるアイデンティティが行動規範形成に占める重要性の指摘と,Akerlof=Shiller(2009)による貨幣錯覚による名目価格重視の必要性の指摘とを統合した行動モデル構築の可能性を検討するものである.彼らの指摘の主要なものは,社会的属性(アイデンティティ)が消費行動等を規定する規範形成という側面を持つこと,職業選択等によってアイデンティティもある程度は選択可能であること,規範からの逸脱等の不効用を補うための代償行為があること,職業選択や消費行動において名目価格や名目賃金率が相対価格や実質賃金率以上に重視されているということ,の4点である.これらは,行動経済学における代表性ヒューリスティック等との現象と密接に関係するものである.しかし,プロスペクト理論をはじめとして非期待効用理論でも,効用最大化を前提にする限り貨幣錯覚は生じ得ない.そのため,効用最大化とは異なる行動規範が要求されることになる. ja
dc.language.iso jpn ja
dc.publisher 西南学院大学学術研究所 ja
dc.title アイデンティティとアニマルスピリットによる行動理論の可能性 ja
dc.contributor.transcription ナカザワ, コウジュ ja-Kana
dc.contributor.alternative Nakazawa, Koju en
dc.publisher.alternative Seinan Gakuin University Academic Research Institute ja
dc.type.niitype Departmental Bulletin Paper ja
dc.identifier.jtitle 西南学院大学経済学論集 ja
dc.identifier.volume 46 ja
dc.identifier.issue 3・4 ja
dc.identifier.spage 53 ja
dc.identifier.epage 76 ja
dc.textversion publisher ja
jpcoar.creator.nameIdentifierNRID 1000070188928
jpcoar.creatorAffiliation.nameIdentifierKakenhi 37105
dc.teacher.researchmap-id 1000117443
dc.teacher.researchmap-url read0036640


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