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非弾力的需要関数とマークアップ価格形成:複数階層財モデル

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dc.contributor.author 仲澤, 幸壽 ja
dc.date.accessioned 2014-09-02T10:45:56Z
dc.date.available 2014-09-02T10:45:56Z
dc.date.issued 2009-07
dc.identifier.issn 0286-3294
dc.identifier.uri http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/724
dc.description.abstract 階層型効用関数の特定化によって,需要の価格弾力性が1未満で一定の市場と1より大になる市場とが併存する状況を導出し,マークアップ原理による価格形成が必然的になる市場モデルの例を提示する。弾力性が1より大の場合には,独占企業の価格形成であっても費用条件でのみ価格が決定され,マークアップ原理と同値のものとなる。弾力性が1未満の場合では独占的価格形成が意味をなさなくなるが,マークアップ原理による価格形成を採用するならば不完全競争市場も存在可能になる。価格が費用条件で決定されるマークアップ原理の下では,地域間価格差別にも通常の理論的見方とは異なる視点が出てくることになる。例えば,全国一律価格体系でチェーンストアを展開するファーストフード企業等が,地域ごとの費用格差を理由に価格差を設けることについても理論的説明を与えることが可能になる。さらに,価格形成がマークアップ原理でなされる経済のミクロ的基礎付けの例が示されれば,物価水準を決定できる理論モデル構築の基礎にもなりうるであろう。 ja
dc.language.iso jpn ja
dc.publisher 西南学院大学学術研究所 ja
dc.title 非弾力的需要関数とマークアップ価格形成:複数階層財モデル ja
dc.contributor.transcription ナカザワ, コウジュ ja-Kana
dc.contributor.alternative Nakazawa, Koju en
dc.publisher.alternative Seinan Gakuin University Academic Research Institute ja
dc.type.niitype Departmental Bulletin Paper ja
dc.identifier.jtitle 西南学院大学経済学論集 ja
dc.identifier.volume 44 ja
dc.identifier.issue 1 ja
dc.identifier.spage 31 ja
dc.identifier.epage 56 ja
dc.textversion publisher ja
jpcoar.creator.nameIdentifierNRID 1000070188928
jpcoar.creatorAffiliation.nameIdentifierKakenhi 37105
dc.teacher.researchmap-id 1000117443
dc.teacher.researchmap-url read0036640


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