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dc.contributor.author 仲澤, 幸壽 ja
dc.date.accessioned 2014-09-02T10:45:25Z
dc.date.available 2014-09-02T10:45:25Z
dc.date.issued 2008-03
dc.identifier.issn 0286-3294
dc.identifier.uri http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/712
dc.description.abstract この論文は,他者への譲渡可能価格による価値形成という考え方を用いて,選好逆転現象の説明可能性を考察したものである。そこでは,仲澤(2007)で提示した欲求発達階層型効用関数を用いると,期待効用理論よりも説明可能性が向上することも示される。階層型効用関数は,部分的に危険愛好的選択結果をもたらすことから,過信的行動も意味する。そのような個人は,ハイリスク・ハイリターンの籤に高い価値を見出す可能性がある。それに対して,危険回避的個人はローリスク・ローリターンのプロスペクトを好むであろう。このように異質な個人が混在すると,選好逆転現象において観測される籤の価値は,他者への譲渡可能な額の期待と解釈できるようになる。そうであれば,低リスクのプロスペクトを好む個人が,高リスクの籤を高く売ろうとすることも不自然でなくなる。価値とは個人の評価がどれだけかという側面のみではなく,社会のなかで実現できるものがどれだけかという側面もある。その観点から見れば,究極のアノマリーと称される選好逆転現象も,合理的行動として解釈されることになる。 ja
dc.language.iso jpn ja
dc.publisher 西南学院大学学術研究所 ja
dc.title 選好逆転現象の合理的解釈 ja
dc.contributor.transcription ナカザワ, コウジュ ja-Kana
dc.contributor.alternative Nakazawa, Koju en
dc.publisher.alternative Seinan Gakuin University Academic Research Institute ja
dc.type.niitype Departmental Bulletin Paper ja
dc.identifier.jtitle 西南学院大学経済学論集 ja
dc.identifier.volume 42 ja
dc.identifier.issue 4 ja
dc.identifier.spage 31 ja
dc.identifier.epage 51 ja
dc.textversion publisher ja
jpcoar.creator.nameIdentifierNRID 1000070188928
jpcoar.creatorAffiliation.nameIdentifierKakenhi 37105
dc.teacher.researchmap-id 1000117443
dc.teacher.researchmap-url read0036640


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