西南学院大学 機関リポジトリ 

医療制度改革についての考察

アイテムの簡略レコードを表示する

dc.contributor.author 小松, 秀和 ja
dc.date.accessioned 2014-09-02T10:43:29Z
dc.date.available 2014-09-02T10:43:29Z
dc.date.issued 2004-06
dc.identifier.issn 0286-3294
dc.identifier.uri http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/645
dc.description.abstract 本稿では,医療制度改革に向けて様々な観点から考察を試みている。その特徴は,医療制度の基本的枠組みを3部構成(マクロ医療費決定体制,医療費拠出体制,医療供給体制)とした上で,各部分に必要な政策を具体的に説明している点である。まず,マクロ医療費決定体制における改革の基本方針は、「国民所得を基準にして,マクロ医療費を政治的に決める」というものである。それを実現するための具体策として,①公的医療費総額を国民所得の何%という形で固定化し,それを国会で審議・決定すること,②国民的合意事項となったマクロ医療費の上限を 守するために予算管理を徹底すること,などを挙げている。次に,医療費拠出における改革の基本方針は「経済力を基準にして,各人の医療費負担を決める」というものである。それを実現するための具体策として,①賦課ベースの統一,②事業主負担の50%固定化,③賦課単位の個人化,④定額保険料プランの創設,⑤低所得者支援制度の創設,などを挙げている。そして最後に,医療供給体制における改革の基本方針は,「情報を基準にして,医療の最適配分を図る」というものである。それを実現するための具体策として,①門番医制度の導入,②初期診療費の定額支払いによる長期契約の実現,③医療情報センターの設置,④リスク構造調整の実施,⑤高齢者特別診療プログラムの創設,などを挙げている。 ja
dc.language.iso jpn ja
dc.publisher 西南学院大学学術研究所 ja
dc.title 医療制度改革についての考察 ja
dc.contributor.transcription コマツ, ヒデカズ ja-Kana
dc.contributor.alternative Komatsu, Hidekazu en
dc.publisher.alternative Seinan Gakuin University Academic Research Institute ja
dc.type.niitype Departmental Bulletin Paper ja
dc.identifier.jtitle 西南学院大学経済学論集 ja
dc.identifier.volume 39 ja
dc.identifier.issue 1 ja
dc.identifier.spage 113 ja
dc.identifier.epage 143 ja
dc.textversion publisher ja
jpcoar.creatorAffiliation.nameIdentifierKakenhi 37105


このアイテムのファイル

このアイテムは次のコレクションに所属しています

アイテムの簡略レコードを表示する

サイト検索


ブラウズ

リンク