西南学院大学 機関リポジトリ 

著者 "Nakazawa, Koju" のブラウズ: 041.経済学論集 The economic review

著者 "Nakazawa, Koju" のブラウズ: 041.経済学論集 The economic review

ソート項目: ソート順: 表示件数:

  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2022-03)
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2015-03)
    筆者は既に永年に亘って本学経済学部1年次生対象の「ミクロ経済学Ⅰ」と「経済数学Ⅰ」を併せて担当してきた.これらの科目は経済学の入門科目であるとともに内容が連関している部分が多いことから,セットで提供し履修させることによって学生の理解がより深まることが期待されており,前期と後期の同じ曜日の同じ時間帯(月曜日2時間目,金曜日1時間目)に配置されている.初期の頃は双方ともほぼ全員の経済学部新入生が受講していたが,近年はミクロ経済学Ⅰの受講率が ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2012-10)
    近年行動経済学の知見に関する解説書の出版は盛んになったが,その成果を実際の経済問題へ応用して政策提言する研究は極めて少ないと言わざるを得ない。その原因は,おおよそ2点に絞られるであろう.1つめは,行動経済学的意思決定理論のモデル化が難しいという点である.2つめは,スタンダードな効用理論あるいは期待効用理論から導出される需要関数とは本質的に異なるものが導出可能かという問題である.つまり,右下がりの需要曲線が導出される結果に違いはないのでは ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2005-06)
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2007-02)
    経済行動理論において最近注目されている「過信」に関して,過信と慢心の相違を明確化し,明示的で操作が容易な過信の定式化を提案する。そして,意思決定理論または経済心理学の分野で従来から指摘されてきている非合理的行動(アノマリー)との関係を検討する。過信と慢心の相違点は,過信の定義を,客観的に合理的な水準よりも過剰な努力水準を選択する場合とし,慢心は逆に,過小な努力水準が選択されるケースとして分類される。その要因は,双方の場合とも,自己の成功 ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2008-03)
    この論文は,他者への譲渡可能価格による価値形成という考え方を用いて,選好逆転現象の説明可能性を考察したものである。そこでは,仲澤(2007)で提示した欲求発達階層型効用関数を用いると,期待効用理論よりも説明可能性が向上することも示される。階層型効用関数は,部分的に危険愛好的選択結果をもたらすことから,過信的行動も意味する。そのような個人は,ハイリスク・ハイリターンの籤に高い価値を見出す可能性がある。それに対して,危険回避的個人はローリス ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2010-03)
    選択できる財の種類の増大は消費者にとって有利であり,社会的厚生を増大させるという考え方がある。その考え方がどこまで正しいのか,特に単独の財1単位を選択するケースを中心として検討し,経済心理学的考察を加えるのが本稿の目的である。もし選択肢の増大が,一つの商品を選ぶための心理的取引費用を増大させるという面を持つのであれば,社会的観点からすると,それらの新製品が消費されるようになったとしても必ずしも純粋に厚生が増大していることにはならない。こ ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2018-03)
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2009-03)
    階層型効用関数の応用分析例を紹介する。階層型効用関数では,通常の限界代替率の性質が満たされないために,需要関数の導出方法も特殊となるだけでなく,導出される需要曲線にも特異な性質がある。その特性を際立たせるものとして,階層型効用関数を有する個人で形成される2部門モデルを考察する。2段階の各階層財の生産にそれぞれの部門が特化していると仮定すると,個人の同質性が仮定されなくても両部門の実質所得均等化が達成されるケースがある。これは階層型効用関 ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2009-07)
    階層型効用関数の特定化によって,需要の価格弾力性が1未満で一定の市場と1より大になる市場とが併存する状況を導出し,マークアップ原理による価格形成が必然的になる市場モデルの例を提示する。弾力性が1より大の場合には,独占企業の価格形成であっても費用条件でのみ価格が決定され,マークアップ原理と同値のものとなる。弾力性が1未満の場合では独占的価格形成が意味をなさなくなるが,マークアップ原理による価格形成を採用するならば不完全競争市場も存在可能に ...

サイト検索


ブラウズ

リンク