西南学院大学 機関リポジトリ 

著者 "Kobayashi, Ryuji" のブラウズ:

著者 "Kobayashi, Ryuji" のブラウズ:

ソート項目: ソート順: 表示件数:

  • 小林, 隆児 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2020-02)
  • 小林, 隆児 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2019-08)
    ひきこもりは、対人関係の悪循環、とりわけ家族との間に悪循環が生まれ、それが固定化したもので、治療は難渋しやすいことが定説になっている。しかし、ひきこもりを論じている様々な論考を通覧しても、そこにどのような対人関係の質的問題が生じているのか、その実態が今一つ具体的に浮かび上がってこない。その多くがひきこもりは対人関係の問題であると異口同音に指摘しながらも、具体的な理解と対処法になると、専ら「個」に焦点が当てられるばかりで、「関係」の質その ...
  • 小林, 隆児 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-08)
    今回の講演に先立って皆さんは、私が昨年(2014)末に上梓した拙著『甘えたくても甘えられない』(河出書房新社)を事前に読んでくださり、それに対する感想や疑問をまとめてお送りくださいました。したがって、本日の講演は皆さんからいただいた感想やら疑問を念頭に置きながらお話することにしました。ただ、質問らしい質問はさほどなく、感想が多かったのですが、あまり質問がなかったということは、何が何だかよく分からなかったという印象をお持ちの方も少なくない ...
  • 小林, 隆児 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2020-02)
  • 小林, 隆児 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2014-02)
  • 小林, 隆児 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2017-08)
    「発達」の「障碍」の核心に迫るためには、乳幼児期早期における素質とし ての子どもと養育環境としての養育者とのあいだで繰り広げられるダイナミッ クな絡み合いの様相を直接観察し、その内実を捉えることが不可欠である。そ こで筆者がこれまで蓄積してきた母子ユニット(MIU)での知見をもとに、関 係の病理のありようを先に解説した(講演「アタッチメントと発達の問題を 『関係』から読み解く」、人間科学論集本号に掲載)。それを一言で言えば、母 親と関わ ...