抄録:
40年前に遡って1971-1972年、私が本学在学中に与えていただいた交換留学というすばらしい機会は、その後の私が辿ってきた道に確かな足跡を残すことへと繋がった。そこで、特集テーマ「西南学院と国際交流」への本寄稿エッセイでは、まず前半(A、B)で、この交換留学体験が原点となった私自身の国際交流史、特に海外での「人的」交流を浮き彫りにした自分史を紹介し、次に後半(C)では、国際センター関係者の立場から、最近により重きをおいて本学の国際交流/国際教育の軌跡そしてこれからの展望について考えることにしたい。