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マクロ―ミクロの循環メカニズム:技術転換と企業の生存可能性
齋藤, 靖
サイトウ, ヤスシ
Saito, Yasushi
本稿の目的は、組織現象を理解する一つのアプローチであるメカニズム・アプローチを事例研究に適用することにある。具体的に、技術転換と企業の生存可能性に関する日本と米国におけるセメント産業の比較分析を通じて、日米間の違いを生み出すメカニズムを展開する。とりわけ、メカニズム・アプローチが重視している、マクロレベルの現象とミクロレベルの行為の相互関係性に着目し、その循環的なメカニズムを明らかすることでこのアプローチの有効性を示すことが、本稿おいて最も重要な点として位置づけられる。以下では、次の順序で議論を展開する。まず、メカニズム・アプローチがいかなる方法論であるかについて説明する。次に、技術転換と企業の生存可能性に関するこれまでの研究を整理した上でその限界を指摘し、限界を克服するための視点とメカニズム・アプローチを用いることの有効性について述べる。つづいて、この新たな視点を用いて日本と米国のセメント産業における技術転換後の企業の生存可能性の違いを生み出すメカニズム
を展開する。最後に、本稿の主張から導きだされる含意と今後の課題を提示する。
2015-08-05T08:08:11Z
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2014-07
0286-3324
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西南学院大学商学論集
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西南学院大学学術研究所
Seinan Gakuin University Academic Research Institute
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日本企業における業績管理に関する組織能力の考察:業績管理能力の解明にむけた予備的分析
福島, 一矩
フクシマ, カヅノリ
Fukushima, Kazunori
本研究の目的は,業績管理を効果的に実施するための組織能力の実証的解明にむけた予備的分析を行うことである。具体的には,郵送質問票調査に基づき,日本企業の業績管理の実態を明らかにするとともに,業績管理を効果的に実施するための組織能力(経験学習能力および吸収能力)に関する調査結果を示す。その結果,日本企業では多様な方法を用いて業績管理を効果的に実施するための知識を収集するとともに,それらを組織内で共有化し,活用をしていることが確認され,業績管理に関する組織能力を構築していることが推察された。
2015-08-05T08:11:26Z
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2014-06
0286-3324
http://repository.seinan-gu.ac.jp/handle/123456789/1170
西南学院大学商学論集
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西南学院大学学術研究所
Seinan Gakuin University Academic Research Institute