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タイトル のブラウズ: 041.経済学論集 The economic review

タイトル のブラウズ: 041.経済学論集 The economic review

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  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2008-03)
    この論文は,他者への譲渡可能価格による価値形成という考え方を用いて,選好逆転現象の説明可能性を考察したものである。そこでは,仲澤(2007)で提示した欲求発達階層型効用関数を用いると,期待効用理論よりも説明可能性が向上することも示される。階層型効用関数は,部分的に危険愛好的選択結果をもたらすことから,過信的行動も意味する。そのような個人は,ハイリスク・ハイリターンの籤に高い価値を見出す可能性がある。それに対して,危険回避的個人はローリス ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2010-03)
    選択できる財の種類の増大は消費者にとって有利であり,社会的厚生を増大させるという考え方がある。その考え方がどこまで正しいのか,特に単独の財1単位を選択するケースを中心として検討し,経済心理学的考察を加えるのが本稿の目的である。もし選択肢の増大が,一つの商品を選ぶための心理的取引費用を増大させるという面を持つのであれば,社会的観点からすると,それらの新製品が消費されるようになったとしても必ずしも純粋に厚生が増大していることにはならない。こ ...
  • 近藤, 春生 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2011-03)
  • 相模, 裕一 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-03)
    この研究ノートの目的は,今日ファイナンス理論において必要不可欠となったマルチンゲールとギルザノフ定理,そしてその応用について解説することにある。本稿の構成は以下の通りである。まずⅠ節において,金融工学・数理ファイナンスの出発点となったBlack-scholesモデルについてその骨組みと論理構成について概説する。そしてFeynman-Kacの定理を用いてオプション式を導く。続くⅡ節において,マルチンゲールとギルザノフ定理を紹介し,オプショ ...
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2018-03)
  • 丹波, 靖博 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2020-03)
  • 丹波, 靖博 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2019-10)
    近年の日本においては,低金利政策による低金利の環境が長く続き,銀行の収益が悪化の一途をたどっている。より多くの金利リスクをとることにより,収益を得ている銀行も少なからず見られる。そのような環境の中,2019年3月決算から国内基準行において,バーゼルの銀行勘定の金利リスク(IRRBB:Interest Rate Risk in the Banking Book)に関し,金利リスクについての資料開示が開始された。 銀行における業務は,貸出業 ...
  • 相模, 裕一 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2011-12)
  • 是永, 隆文 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2005-01)
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2009-03)
    階層型効用関数の応用分析例を紹介する。階層型効用関数では,通常の限界代替率の性質が満たされないために,需要関数の導出方法も特殊となるだけでなく,導出される需要曲線にも特異な性質がある。その特性を際立たせるものとして,階層型効用関数を有する個人で形成される2部門モデルを考察する。2段階の各階層財の生産にそれぞれの部門が特化していると仮定すると,個人の同質性が仮定されなくても両部門の実質所得均等化が達成されるケースがある。これは階層型効用関 ...
  • 小出, 秀雄 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2006-06)
  • 吉岡, 慎一 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2017-01)
  • 平井, 秀明 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2020-03)
  • 仲澤, 幸壽 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2009-07)
    階層型効用関数の特定化によって,需要の価格弾力性が1未満で一定の市場と1より大になる市場とが併存する状況を導出し,マークアップ原理による価格形成が必然的になる市場モデルの例を提示する。弾力性が1より大の場合には,独占企業の価格形成であっても費用条件でのみ価格が決定され,マークアップ原理と同値のものとなる。弾力性が1未満の場合では独占的価格形成が意味をなさなくなるが,マークアップ原理による価格形成を採用するならば不完全競争市場も存在可能に ...
  • 崔, 宗煥 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-09)
    2015年7月21日,韓国の朴大統領は,「公共」,「労働」,「金融」および「教育」などの4大部門における改革を2015年下半期の国政運営の核心的課題として宣言し,同年8月20日,国民向けの談話を発表した。この政府の方針を巡っては,当初から多くの批判や指摘が絶えず,今に至るまでに具体的な成果はみられていないといえる。とりわけ,労働部門改革に注目すれば,すでに,「通常賃金・勤労時間の短縮・定年延長」などの3大原案を巡り,いわゆる大統領直属の ...
  • 崔, 宗煥 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2017-01)
    近年の世界経済情勢をみれば,冷戦崩壊後にみられた全体的な成長軌道から,リーマン・ショック(2008年)に続いたユーロ危機(2010年)の影響などにより,世界経済情勢は,不安定な様子を呈しており,比較的に高い成長を続けてきた新興国までも,これまでの成長ぶりの減速感が明白なものとなってきている。2016年のIMF のWORLD ECONOMIC OUTLOOK(WEO)のタイトルは,「Too Slow for Too Long」となっている ...
  • 崔, 宗煥 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2024-03)
  • 崔, 宗煥 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2016-09)
    近年,韓国経済は,中国経済の成長鈍化に伴う世界的な不況が懸念されている中で,その経済成長率の下落が危惧されている。いわゆる「チャイナ・ショック」による世界的な不況の兆しが,韓国経済のあらゆる部門において露呈し,その影響は拡大しつつある。第2次大戦後の日本経済の高度経済成長を追いかけるように,「ハンガン(漢江)の奇跡」ともいわれた高度経済成長を成し遂げてきた韓国経済の成長は,近年,その成長の勢いを失いつつあるのではないかという状況が続いて ...
  • 相模, 裕一 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2007-10)
  • 伊佐, 勝秀 (西南学院大学学術研究所Seinan Gakuin University Academic Research Institute, 2019-03)

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