第62巻3・4号 (2016)

 

このコレクションのアイテム

  • 齋藤, 靖 (西南学院大学学術研究所, 2016-03)
    本稿の目的は、規則からの逸脱が生じる一つの論理を提示することにある。とりわけ「規則の水平的不整合」に着目し、逸脱行為を誘発するような規則の水平的不整合が生じる論理を詳細に展開する。また、この論理の適合事例として、1999年9月30日に臨界事故を引き起こした株式会社ジェー・シー・オーでの一つの逸脱行為を取り上げる。具体的には、中濃縮度の硝酸ウラニル溶液の再転換作業が初めて行われた「常陽」第4次操業での逸脱行為を明らかにした上で、その行為の ...
  • 小川, 浩昭 (西南学院大学学術研究所, 2016-03)
    伝統的保険学の再評価をテーマとした拙著(小川[2008])では、再評価に関わる考察として保険の歴史的考察についても検討し、保険の分類と歴史を結びつけた考察が重要であるとした(同第3章)。そこでの問題意識の一つは、安易な伝統的保険学軽視が、保険史考察の貧困を招いているということであった。本稿で再び保険史を取り上げるのは、この問題意識が依然として払拭できないばかりでなく、わが国経済学教育に持つ危機感から事態は悪化していると思われるからである ...
  • 王, 忠毅 (西南学院大学学術研究所, 2016-03)
    1980年代中頃から、プラザ合意による急激かつ大幅な円高傾向を契機に日本企業は積極的に海外直接投資を行なって生産拠点を海外にシフトしてきた。その結果、日本企業は東南アジアをはじめ、中国を中心に国際生産ネットワークを構築し、国際事業展開を拡大・深化させてきた。これに対し、韓国企業は1990年代に入ってようやく海外直接投資を徐々に展開し、1997年のアジア通貨危機を機に低迷が続いたが、国際通貨基金(IMF)の管理下で行なわれた金融構造改革な ...
  • 吉武, 春光 (西南学院大学学術研究所, 2016-03)
    筆者が取り組んできた「コンピュータを用いた自然言語の意味処理」において、長い間、使われてきた手法は、語の意味を記述し、語の構文に従って、文の意味を合成し、更に、談話の意味も合成する、というものである。しかし、語の意味を1つ1つ記述している作業が膨大であることから、一般に行われているビッグデータ処理では、意味の合成は行わずに、語の出現頻度を統計処理している。そこで筆者も意味の合成を行わない手法を検討することにし、前稿(吉武 ...
  • 佐藤, 正弘 (西南学院大学学術研究所, 2016-03)
    インターネットが普及し始めた1990年代後半以降、我が国においても「コントロール革命」が起き、消費者の情報コントロール力が増大している。Shapiro(1999)によれば、コントロール革命とは、情報のコントロール力が政府、企業、そしてメディアから個人である消費者に移行したことを意味する。たしかにインターネットが普及する以前は、情報のコントロール力を握っていたのは政府、企業、そしてメディアであり、我々消費者たちは彼らが発信する情報を一方的 ...
  • 王, 暁華 (西南学院大学学術研究所, 2016-03)
    本研究の目的は,複数の顧客区分と先行需要情報(Advance demand information, ADI)をもつ多段階生産在庫システムの性能を分析することである。顧客の区分は要求納期により,ジャストインタイム(JIT)納入と早期納入の2タイプに分類する。具体的には,平均総費用,平均製品在庫,平均仕掛在庫,および平均受注残を評価尺度とし,需要(顧客オーダー)の到着率や需要リードタイム,JIT納入比率,早期納入水準,基点在庫水準などの要 ...

View more

サイト検索


ブラウズ

リンク

RSS Feeds